正しい神社のお参りの仕方!神社での礼儀作法

正式参拝

 

 

正式参拝とは、昇殿参拝のことです。昇殿参拝は、祈願者が拝殿にあがって、神職の神事を受けながら正式に参拝します。拝殿にあがるとなると、いよいよ作法を知っていないと困ると思います。

 

その作法ですが、まず、昇殿し、所定の位置につきます。最初に修祓(おはらい)の儀を受けます。神職が祓詞を唱えるので、参拝者は深く平伏してください。

 

次に神職が神前に向かって一拝するので、それに併せ、一礼してください。更に神職は献饌(神前に供え物をすること)を行います。神職が祝詞を奏上するので、その間は深く平伏してください。巫女は神楽を舞います。

 

玉串拝礼、二拝二拍手一拝と続きます。玉串拝礼は、玉串の先を時計回りに90度回し、左手を下げて元を持って祈念を込めます。玉串を時計回りに回し、右手を離して、玉串中程を下から支えて、離した左手を右手下に添えます。この状態で進み、榊の元を神前に向けて案上に置きます。

 

更に「献饌」「神職一拝」と続き、あわせて一礼します。最後は直会です。神事が終わり、神前にささげた神酒・神饌はおろして宴会をします。つまり、おろした供え物をいただく会です。

 

ちなみにここで説明したのは基本的な場合であり、神社、祈祷内容により作法が異なりますので、その場での指示に従ってください。